子供の英語学習を検討する時に、ディズニー英語システムとワールドワイドキッズのどっちにするか悩みまくったあや(aya_moku1979)です。
語学学習、特に発音と語感を身に付けるのに最適な年齢は、未就学の6歳頃までです。
かといって、決して高額な教材を購入する必要はありません。
お子様がやりたがらない可能性もありますので、一度気軽な教材から始められても損はありません。
そこで、今回は、私が実際に比較した幼児英語教材2社『ディズニー英語教材とワールドワイドキッズ』の比較を書いていきます。
ディズニー英語システム(DWE)とは

正式名称は、ディズニー・ワールド・オブ・イングリッシュ=ディズニーの英語システムです。
日本ではもう40年もの販売実績があります。
私の子供もこの教材を使っています。
私の子供は、教材のおもちゃが面白くて夢中で遊んでいます。
ディズニーの英語システム(DWE)は英語を母国語としない日本の子供たちに英語を身につけさせるための「本物の英語習得プログラム」です。
- ハーバード大学で学士号・修士号を取得した言語学と言語教育の権威として知られたアン・ダウ氏
- 言語習得研究を専門とする言語学者のダイアン・ワルショウスキー博士
権威のある2人が、アメリカの言語学者たちとチームを組んで言語学と発達心理学をもとに開発した教材です。
また、バイオリンの早期教育法「スズキ・メソード」の生みの親、鈴木鎮一先生も監修者としてプログラム開発に参加してます。
これだけ学術的にアプローチされている物なので、子供の関心を引く力は物凄くあります。
それは子供の反応に如実現れていて、大人には理解しがたい魅力があるのだと言えます。
その効果は年齢が低ければ低いほど高いといえると思います。
年齢が高くなると様々な意味で、本人の意思や興味の対象が大幅に広がりますので、本教材への興味の温度差が出てきます。
ワールドワイドキッズとは
正式名称は、world wide kids でベネッセの幼児向け英語教材です。
ベネッセは、福武書店時代からもう50年以上も学習教材を販売してきた実績があります。
そのベネッセが小学校で英語が正教科化される2020年を見こして取り組み、発売したのがこの教材です。
特徴は、幼児期において、自然と英語を身につけられるプロセスを徹底研究していること。
“話せる英語力”の習得にとことんこだわって教材を開発しているということです。
- All Englishの教材で、見る・聞く・話す・遊ぶ、英語一色の毎日に。
- 複数の人種や文化など、多様な価値観があふれるグローバルな社会でも、自分の考えを自信をもって伝える力を育みます。
- 「聞く・話す」に留まらず、「相手の言葉を理解して自分の言葉で答える」英語体験をさまざまな形で繰り返せます。
世界水準で開発された「ECF理論」をベースに、レベルが設定されています。
Baby GradからGrad 6まで教材があり、成長に合わせて体験を変えながら「話せる英語力」を身に付けることができます。
ECF(English Curriculum Framework)とは、「実戦で使える英語力」を、幼児から成人まで一貫して育てる英語教育のための理論的枠組みです。
また、映像もアニメからドキュメンタリーまでバラエティ豊かになっています。
取り扱う音楽も英語の定番曲から世界的な名曲までを扱い、文化的な素養も培うことができると期待できます。
効果としては、日本の風土を考慮した自然で無理のない学習方法だと言えます。
お金をかけずにバイリンガルを育てれる?料金を両方の教材で比較してみました。

さて、気になる料金についてです。
ワールドワイドキッズは、
Stage0(対象となるお子様が0歳児のみ)からStage6まであります。
教材を一括でお届けか、定期的にお届けの2種類から選ぶことができます。
定期的にお届けを選んだ場合、1歳5カ月になる月から2カ月に1回のペースで教材が送られてきます。
各教材ごとに購入する7回払いだと、Stage0分が33,000円、Stage1からは40,700円×6回の総額277,200円となります。
定期購入の場合、途中退会は可能です。
一括購入の場合、1回払いで264,000円ですが、ショッピングクレジットが使え、月4100円の83回払いができ、支払い総額は約352,000円となります。
ただし、一括購入の場合は途中解約はできません。
※ワークショップなど、各種オプションサービスの利用には別途費用がかかります。
次にディズニー英語システムです。
こちらは、少々複雑な料金システムのようで、数種類の教材セットを自由に組み合わせて購入すると合計で、80万円ほどになります。
一般的にはこの金額は高いと思われますよね。
しかし、子供が本当に英語の語感力を身に着けて、高校大学受験と非常に有利になれば、親としては本望だと思います。
一度身についた技術はいくつにんなってもそう色あせることはありません。
それは、私の経験からも明らかです。
何年ブランクがあっても、すぐに勘は取り戻せますし、それが思わぬ副収入につながっています。
自分で地道に努力して、取得した技術た知識は入試や受験といった一過性のもの以上に、将来の思わぬ助けになりえます。
子供さんの先の先まで考えれば、良い投資とも言えます。
しかし、それはあくまで投資ですので、100%の保障はないのですが、成功した時のメリットは多大です。
身につけられる英語力はどっちが高い?教材のレベルで比較

まずは、対象年齢が違います。
ディズニー英語システムは、0歳~12歳、ワールドワイドキッズは、0歳~6歳です。
ディズニー英語システムには、卒業という制度がありますので、ある程度進行具合を管理してくれます。
卒業する時期は、子供によって様々です。
私の子供は、ディズニー英語システムの販売員の方が訪問してくださったとき、ものすごい食いつきようで、興味を示したのを覚えています♪。
額は大きいですが、手厚いサポートと教材の楽しさ、効果は相当のものだと思います。
また、この教材の強みは、なんと言ってもミッキーやミニーといったお馴染みのキャラクターを使っているところでしょう。
子供自身も、様々なところで目にするディズニーキャラに親しみを覚えつつ、英語学習との紐づけをしていくことが予想されますよね。
次に、ワールドワイドキッズは、ベネッセの学習教材的な範疇と考えてもいいでしょう。
ベネッセの教材はとても素晴らしいです。
ただ、英会話にフォーカスしたときに、学習教材としての力がどこまで発揮できるかは未知数だ
と思えるのです。
英会話とは、英語の語感をいかに得られるかということです。
例えば、皆さまも日本語を単に話しているだけではなく、実は日本語の語感をもって話しているのです。
それは、どの言語にも言えることで、もちろん英語にもそれはあります。
いったん、英語の言語感覚を得られると、読む書く聞く話す、全てがすんなりできるようになります。
この言語感覚は、やはり幼少期に吸収するスピードは速いです。
大人になってからでも勿論得られます。
しかし、特別な環境にいたり(例えば仕事で英語を使う、海外勤務など・・)をしない限り、非常に時間がかかります。
そのため、途中で挫折したりする人が多いです。
幼少期ですと、いったん興味を持てば、比較的スムーズに早く感覚を得ることが可能です。
それは、おそらく小学校低学年までではないかと思います。
小学校高学年5-6年生になると、照れの感情が強く芽生えますので、英語を発音するのを躊躇します。
私は遅くとも小学校4年生までに英語の、特にスピーキングを中心とする学習を始められることをお勧めします。
ワールドワイドキッズの他の良いところ

2019年にフォニックスの教材が加わりました。
フォニックスとは、英語の読み書きを教える指導法の1つです。
口に出して読んだときの音と、音を綴った文字との関係性をルールとして学ぶことにより、
「聞く・話す・読む・書く」
英語4技能すべてに効果があると言われています。
日本の多くの子ども向け英語教室ではすでに取り入れられており、アメリカやイギリスでは当たり前の学習法です。
このフォニックスをワールドワイドキッズでは、Stage1から
- 母音と1字子音
- Ryme(韻)
- 短母音と2文字子音
- マジックe(サイレントe)
- サイト・ワード
という順で学習が進んでいきます。
学習方法も、パズルや音声ペンを使った本の読み上げ、歌やダンスなど活動を通して学ぶことができます。
ベネッセでは、まず母語である日本語の定着を進めているようにも思います。
それは、必須であり、ベネッセならではの堅実な発想だと思います。
幼少期に英語に対する苦手意識を払しょくさせ、ある程度言葉の感覚を身に着けます。
あとは母語である日本語能力の向上に努め、母語をベースに英語力を伸ばすというのが、ベストな方法ということだと思います。
余談ですが、日本語能力を伸ばすには、読書が必要です。
それも長文に慣れることです。
TwitterやLINEのような短文ではなく、小説や本1冊分を完読するということを繰り返す必要があります。
短文にばかり慣れていると、自分の主張したいことや説明能力が伸びません。
私ならDWEかワールドワイドキッズどっちを買うか?

経済的に余裕があるならディズニー英語システムがおすすめです。
理由は、子供がとても喜んで飛びつきますから。
しかしそのまま継続するかどうかは個人差がありますので、その子にもよると思います。
また、おうちで保護者の方が簡単な英語でお話してあげればさらに効果的です。
実際にディズニー英語システムを購入した我が家です。
0歳5カ月でスタートして、
最初はストレートプレイや、シングアロング、
プレイアロングを中心に見せていました。
子供はシングアロングが大好きで曲が流れるとご機嫌です♪。
お気に入りの曲もあり、その曲を歌ってあげると顔をじっと見てきます。
つかまり立ちができるようになってからは、教材が入っている棚からCDやDVDを出したり、カードが入っている箱を出したりと悪戯する道具になりました。
この頃からトークアロング・カードを使っています。
カードが動いていくのが面白いらしく、カードリーダーからカードを引っこ抜くのが遊びとして定着しました。
1歳になる今は、プレイアロングを集中して見るので、どうしても手が離せない時や大人がご飯を食べている時に見せています。
まだ「言葉」が出てこないので、どれだけ英語が身についているのか未知ですが、DWEを中心に子どもに音楽を聞かせ一緒に歌って楽しんでいます。
最後まで読んでいたいただき、ありがとうございました♪。


