(@mokurin1979)です。
簿記3級の難易度
日商簿記検定試験の3級の難易度はそれほど難しくはありません。
ただ初めて簿記を勉強する方にとっては、初めて出てくる用語を覚えたり、基本の公式をおぼえたりすることがたくさんあるので難しく感じることもあります。
簿記3級は、基本を覚えてしまえば確実に合格できる試験です。
簿記で挫折する方は、履歴書には2級からしか書けないので3級を飛ばして2級から受ける人とか、2級と3級を同時に受けたい人で2級と3級を同時に進行して勉強している人に多いです。
簿記の合格の最短のポイントは基礎をしっかり覚えることです。
簿記のポイント
簿記を攻略するポイントは、仕分けがきちんとできるかどうかです。
しっかりと仕分けができればあとは電卓を正しく早く入力する練習をすれば大丈夫です。
では、しっかりと仕分けをするためにどうすればいいのかを書いていきます。
まずは、勘定科目の所属する場所をしっかり覚えます。
①勘定科目が貸借対照表に所属するのか、損益計算書に所属するのか。
②借方(左)貸方(右)のどっちが増えてどっちが減るのか。
①の貸借か損益か、②の借方が増えるのか貸方がふえるのかをしっかり把握して下さい。
例えば、現金勘定の場合は、貸借対照表に所属していて、借方(左)にあると増えて、貸方(右)にあるときは減ります。
この勘定科目の属性を覚えると3級はとても簡単にです。
ただめんどくさいので、ここを飛ばす人が非常に多いです。
この基礎を覚えているかどうかで、簿記3級に合格できるかどうかが変わってきます。
簿記の勉強方法は?
まずは、しっかり勘定科目を覚えてください。
ある程度進めると何となく資産勘定・負債勘定なのか、費用・収益勘定なのかわかってきます。
勘定科目の属性がある程度わかったら問題集の仕分けをしっかりやります。
間違えた仕分けは次の日にもう一度チェックして同じ間違えをしないように確認します。
後は、参考書などの手順通りに項目を進めていけば簿記3級は合格できます。
簿記3級に必要な勉強時間は?
簿記3級に必要な勉強時間は、人それぞれだと思いますが1日2時間くらいの勉強をしっかり3か月間やれば十分合格できます。
ただ、独学で勉強されてる方はもう少し時間が、かかります。
理由は、参考書などを読んで理解して問題集の問題を解いて間違えていた時など、もう一度その部分の箇所を参考書等で見直すとおもいますが、理解できない場合が多いです。
何度読んでも、理解できずいろいろ調べてようやく解決できるということもたびたびおこります。
また、解決すればいいのですが解決せずに放置するパターンもあり、後日もう一度わからなくて調べることもあります。
その為、独学の場合は1日3時間は必要です。
日商簿記3級は、3ヶ月前からで大丈夫
日商簿記検定の3級はスラスラ頭に入って得意な方は3か月もあれば十分です。
なかなか頭に入らなくて四苦八苦されてるかたは、6ヵ月は欲しいです。
ちなみに私は、10月に勉強をし始めて2月の3級の試験を受けて2級を6月に受けました。
しっかりと基礎を身につけて受けたので、3級は100点満点で合格。
その後の2級も90点台で合格しました。
簿記を初めてやる方がまずやるべき事
簿記の合格への近道は、基礎をしっかり身に着けることです。
しっかりと基礎を身に着けて、日商簿記検定試験独特の日本語の言い回しになれるために練習問題や過去問を多くこなすことです。
日商簿記検定試験は、日本語で間違えさそうとするまぎらわしい問題もあるので気を付けながら問題を解くのもポイントです。
試験前から試験当日の注意点
日商簿記検定の当日の注意点はを書いていきます。
①どの試験も一緒だと思いますが、忘れ物をしないこと。
②試験前までにトイレは、済ませておく事。
③余裕をもって試験会場に行く。
④時計の場所をチェックしておく。
⑤周りの雰囲気にのまれないようマイペースを心がける。
⑥試験の日の確認事項は、過去問の仕訳のみの確認にしましょう。
初心者が簿記3級に合格するポイントを伝授
まったくの初心者が簿記検定試験を一発で合格するポイントは、どれだけ基礎の仕訳ができるかがポイントです。
では、問題順にに合格するポイントを伝授します。
1問目
1問目は、仕訳問題が5問出題されます。
ここは、過去問をやり込んでおけば全問正解する可能性が高くなります。
2問目
2問目は、勘定記入or帳簿記入or補助簿の選択の問題が出る可能性が高いです。
ここは、新しいパターンの問題が来ることもあり受験者を、パニックにする魔の2問目です。
ここも、慌てず基本の仕訳ができればなんとかなります。
3問目
3問目は、試算表(残高・合計・合計残高)、財務諸表、仕訳日計表が出ます。
ここは、期中の基本的な仕訳と試算表等の特徴をしっかりと理解しておけばまず問題無いと思います。
4問目
4問目は、伝票会計・勘定記入・語句記入・仕訳日計表・仕訳問題・商品有高帳が出ます。
ここは、難易度が受ける回によってかなり変わってくると個人的には思います。
5問目
5問目は、精算表(文章問題・推定問題)・財務諸表の問題が出題されます。
ここは、未処理事項・決算整理事項の処理の仕訳問題がメインになります。